Loading

シミュレーションウインドウ

フレーム

現在シミュレートされているフレームの番号です。 これより前のフレームは全て、キャッシュに保存済みであり、エディタや画像表示ウインドウにレンダリング結果を表示できます。

経過時間

シミュレーションを実行し始めてから経過した時間です。

予想合計

実行中のシミュレーションが終了するまでの見込み所要時間です (経過時間および残りのフレーム数を基に算出)。 流体の速度は加味されません。 シミュレーション時間に大きく影響するためです。 したがって、シミュレーション中に速度が大きく変わると、その分だけこの値も変わります。

グリッド

アダプティブコンテナの現在の解像度が表示されます。

作業空間

処理の際にシミュレーションコアによって占められるワーキングメモリの量です。

ディスクキャッシュ

ディスク内のシミュレーションキャッシュのサイズです。

CPUを使用/GPUを使用

GPU搭載のマシンであれば、このドロップダウンボックスから使用対象のGPUを選択できます。 GPUによる流体シミュレーションの詳細は、GPUによるシミュレーション を参照してください。

CPUを使用を選択すると、使用可能な全てのCPUコアが代用されます。

完了後レンダリング

シミュレーションが終わると、TurbulenceFDによってレンダリングが自動的に開始されるようになります。 この動作は、CINEMA 4Dのレンダリングメニューにある画像表示にレンダリングを選択した場合と同じです。

ワークステーションを離れる前に、必ず適切にレンダリング設定を行ってください。 また、データの保存先ファイルが存在しないことを確認してください。 ファイルが既に存在する場合は、そのファイルに上書きするか否かを尋ねるダイアログがポップアップ表示され、それに応答するまでレンダリングは行われません。

タイムラインのエディタを更新

シミュレーションが進むにつれて、エディタのタイムラインが更新されます。 ボリュームのスライスの高速表示によって実行中のシミュレーションを監視する場合に用いると便利です。 ただし、エディタでのプレビューにより、シミュレーションの速度はやや落ちます。

開始

選択したフレームレンジの最初から、このコンテナ内で流体がシミュレートされます (シミュレーション/タイミング/フレームレンジ)を参照)。

停止

シミュレーションが停止します。 このシミュレーションは、停止した時点のフレームから、後で再開できます。

その後、このボタン名は中止に変わります。 直ちに中途終了し、かつ後でシミュレーションを再開する必要がない場合は、このボタンを再クリックします。

再開

シミュレーションが、その最後の状態から再開されます。この状態は、そのシミュレーションを停止したときに必ず保存されます。 これは、停止ボタンをクリックした場合でも、選択したレンジの全フレームがシミュレートされた場合でも同じです。 したがって、この機能では、レンジの最後にフレームを追加することもできます。

高解像度化

解像度を高め、より精細なディテールにするための後処理が、シミュレーション結果に施されます。 現在のキャッシュ名の後ろに「upres」が付いた名前で、キャッシュディレクトリが新規作成されます。 直前のキャッシュに戻すには、コンテナ/シミュレーションのキャッシュリストを用いてください。

その他のオプションは、シミュレーション/高解像度化タブに用意されています。

この後処理の方が、最初から高解像度でシミュレートする場合より早く済みます。 また、低解像度のシミュレーションによる形状は保持され、低解像度グリッドでは解像できなかった細かいディテールだけが付加されます。