カラーと不透明度

不透明度	炎の不透明度を指定できます。この度合は、炎の明るさにも影響を及ぼします。輝いている粒子の数が多いほど、背景が不透明になり、より多くの光が放射されます。
カラーモード	カラーグラデーションを設定する方法を選択できます。マニュアルカラーモードでは、カラーグラデーションを直接指定できます。黒体カラーモードでは、黒体の色を計算するための物理モデルが適用されます。
炎カラー	マニュアルカラーモードで使用できます。マニュアルカラーモードを選択した場合は、ここでカラーグラデーションを指定します。必ずハイダイナミックレンジカラー (100%超の強度) を使用し、かつクランプチェックボックスをオフにしてください。
発光	マニュアルカラーモードで使用できます。マニュアルモードでの色の全体的強度を調整するパラメータです。
低温	黒体モードで使用できます。この値では、カラーモードが黒体カラーの場合に、シミュレーションチャンネルからの入力値0に対応した色温度を指定できます。このパラメータの効果は、上記のグラデーションを観察することにより、ごく直感的に確認できます。
高温	黒体モードで使用できます。この値では、カラーモードが黒体カラーの場合に、シミュレーションチャンネルからの入力値1に対応した色温度を指定できます。このパラメータの効果は、上記のグラデーションを観察することにより、ごく直感的に確認できます。
白色点	黒体モードで使用できます。炎のダイナミックレンジは広範です。このパラメータでは、レンダリングの際、ローダイナミックレンジに炎を割り当てられます。このパラメータの効果は、上記のグラデーションを観察することにより、ごく直感的に確認できます。
ダンピング	黒体モードで使用できます。白色点の調整に加えて (またはその代りに)、このパラメータでダイナミックレンジを制限できます。この値が大きい分だけ、より暗い色になります。
赤/緑/青	黒体モードで使用できます。黒体カラーモードは、炭素に基づく光放射を理想化したものです。現実の火では、化学反応によって他の多くの化学物質が燃えたり生成されたりします。これらのパラメータでは、色のスペクトルを広くするために、炎の色調を変更できます。たとえば、赤みを加える (または緑みや青みを除去する) と、油性の炎の外観に近くなります。