全般的なヒント:
シミュレーションキャッシュの保存/読み込みは、お使いのドライブのうち最速のもの (SSDなど) との間でやりとりしてください。ハイエンドのネットワークやファイルサーバー (10GbEネットワーク対応のIsilonなど) をお使いでない限り、ネットワークドライブは使用しないでください。
.bcfファイルが読み取り/書き込み時にウイルススキャナでスキャンされることのないよう確認してください。
シミュレーション/レンダリング中は、無関係のアプリケーションを全て閉じておいてください。
シミュレーションのパフォーマンス:
メモリの使用量が空き容量を上回るシミュレーションを実行しないでください。
レンダリングに必要のないチャンネルがシミュレートされたりキャッシュされたりすることのないよう確認してください。
アーティファクトの生じない限り、シミュレーションステップは1つまたは2つにとどめてください。
障害物は、目的の効果に不可欠でない限り、使用しないでください。
エミッタとしては、著しくハイポリのオブジェクトではなく、ローポリのプロキシを用いてください。
エミッタやタービュランスなどのノイズのオクターブ数は、必要な場合を除き、あまり大きくしないでください。
シミュレーション中は、プレビューやタイムラインの更新を無効にしておいてください。
レンダリング時間を最適化するには、下記の各点を考慮してください:
マッピングカーブがゼロに近い値にならないようにしてください。これは、カーブのセグメントを強く曲げた場合に起こりがちです。この場合、その一部がゼロに至っているように見えますが、実際はそうではありません。
サブグリッド詳細の使用は、必要不可欠な場合に限ってください。最大サイズと最小サイズとの差は、ゼロまたは最小限にとどめてください。
アーティファクトの生じない限り、照明解像度の値を小さくしてください。
多重散乱を有効にする場合は、アーティファクトの生じない限り、デプスおよび指向性解像度の各値を小さくしてください。
アーティファクトの生じない限り、ステップサイズおよび影のステップサイズの各値を大きくしてください。
モーションブラーを用いる場合は、サブステップ数を小さくしてください。
アダプティブステップサイズを必ず有効にしてください。