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ビューポートプレビュー

ビューポートプレビューでは、流体チャンネルを表示できます。いずれか1つのシェーダまたは一般的なカラースケールにより、より多くの解析結果を得られます。

バウンディングボックス表示

オンにすると、バウンディングボックスが表示されます。クリッピングボックスは白色で、シミュレートされた関心領域は緑色で表示されます。

グリッドを表示

オンにすると、コンテナのグリッドがビューポートに表示されます。これにより、流体コンテナの解像度を視覚化できます。

チャンネル

ビューポートに表示したい流体チャンネルを選択します。

シェーダ

ビューポートプレビューへの適用対象とするシェーダを選択します。 なしを選択した場合は、一般的なカラースケールおよびレンジフィッティング内容が、値のシェーディングに適用されます。

パフォーマンス上の理由により、一部のシェーディング機能はビューポートプレビューに適用されません。

適用されない機能は下記のとおりです
  • スムージング

  • 別の不透明度

  • サブグリッド詳細

  • 照明

  • モーションブラー

  • 距離/不透明マップ

シェーダカラーを使う

オンにすると、シェーダの設定色がプレビューに適用されます。オフにすると、そのマッピング内容だけが、一般的なカラースケールと共に適用されます。

プレビューモード

全てのスライスモードでは、チャンネルの値に応じた不透明度と色による、半透明の3Dボリューム全体がレンダリングされます。

シングルスライスモードでは、ボリュームの2Dスライスがレンダリングされます。また、値を細かくチェックできます。

ボクセルを補間

オフにすると、各ボクセルがより画然と表示されます。

スライスの向き

シングルスライスモードで使用できます。

パースペクティブビューポートでの、スライスの向きを指定できます。 直交ビューポートの場合、スライスは必ず見えるように方向付けられるため、このパラメータは無視されます。

スライス位置

シングルスライスモードで使用できます。

このスライダでは、スライスをその法線方向沿いに移動させることができます。

ボクセル毎にスライス

全てのスライスモードで使用できます。

この値が大きい分だけ、プレビュー内容が滑らかに表示されます。 2より大きな値に設定しても、結果はさほど改善されないことがあります。OpenGLのフレームバッファの色解像度に限りがあるからです。

不透明度

全てのスライスモードで使用できます。

流体のうち淡い部分を増幅するには、プレビュー内容の全体的な不透明度を大きめの値に設定します。 流体クラウドの内核を表示するには、この不透明度を小さめの値に設定します。

範囲に合わせる

現在のグリッドにおける最大値と最小値を求め、それに応じて表示範囲を設定できます。

煙および燃料の各チャンネルの値が0〜1であるのに対し、他のチャンネルの値はそれより広範囲です。 これらのチャンネルの場合は、この機能を用いて、現在のフレームに実際に存在する値に合わせて表示範囲を調整できます。 この方法により、速度や熱を素早くチェックすることもできます。

自動フィット

チェックされていると、範囲は現在のフレームに自動的にフィットします。

開始範囲

表示範囲の開始値です。 チャンネルにおける値がこの値以下の場合は、グラデーションの下端の色で表示されます。

終了範囲

表示範囲の終了値です。 チャンネルにおける値がこの値以上の場合は、グラデーションの上端の色で表示されます。

表示カラー

このグラデーションで、ビューポートプレビューに使う色と不透明度を指定します。